柿内鍼灸院

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【鍼灸について】

鍼灸について、Q&Aでお答えしていきます。

 

Q.はりは痛くないのですか?

A.痛くありません


全く痛くないといえばうそになりますが、注射などと比べると痛みはほとんど感じません。

注射の場合は
針先が竹を斜めに切った形で、薬剤がそこから出てくるので針自体が太く、刺すとき皮膚を切りながら入ってくるので痛みを割と強く感じます。

の場合は
鍼先は金属の棒の先を削ってとがらせた形で、鍼自体は髪の毛ほどの太さで刺すとき皮膚を分け入っていくのでそれほど痛みを感じません。

当院では代々受け継がれた、無痛鍼の技術があり初めての方でも安心して治療を受けられます。

 

Q.お灸は熱くないのですか?

A.熱いものと熱くないものがあります

 

お灸は大きく分けて 直接灸間接灸 の二つがあります。


直接灸は 皮膚へ直接もぐさをのせて、火をつけるので熱さが強いです。

もちろん、もぐさの量を調節することで刺激量は変えられます。

 

間接灸は 皮膚ともぐさとの間に、空間を作ったり隔物を入れてすえるので

熱さはそれほどなく気持ちいい程度の刺激量です。

直接灸・間接灸どちらをすえるかは、体調・体質・症状等から判断し決定します。

 

Q.はりで病気に感染することはないのですか?

A.ありません

 

当院ではディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用していますので 絶対にありません。

 

Q.お灸はあとが残らないのですか?

A.お灸の種類で違います

 

 直接灸の場合は すえた直後はあとが少し残りますが、すえるもぐさは半米粒大くらいで、施灸をやめて1週間ぐらいでほとんどわからなくなります。

 間接灸の場合は 残りません。ヤニが付くことがありますが、拭けば取れます。 

 

Q.治療間隔はどれくらいがいいですか?

A.疾患や症状によって違います

 

急性症や痛みの強い時などは ある程度痛みが治まるまで毎日続けることをおすすめします。

慢性症の時は 最初は1日おきに、最低でも週2回は治療されることをおすすめします。

予防・健康維持の場合は 週1回~10日に1回程度で治療されることをおすすめします。


【鍼灸の歴史】


Q.鍼灸の歴史はどれくらいですか?
A.古代中国で鍼治療が文書として残されたのは約2000年前です。

 

鍼治療そのものが始まったのはそれより数百年前と言われている。 
お灸は約3000年前と言われています。
その頃の人たちが外傷を受けたり、痛みを覚えたとき、本能的にその部位に手を当て、圧したり揉んだり、あるいはなめたり、木の葉を張ったりしたと思われます。やがて文明が進歩し、火を利用し、磨製石器を使用するようになりそれが鍼灸治療の原型となり、時間の経過と共にそれらの経験が集積されていったと考えられています。
日本へ伝わったのは、今をさかのぼること約千二百年前(平安時代)、仏教伝来士によりもたらされました。

文明が発達して金属製のはりをつくり、痛みのあるところを刺したり、血を出したりいろいろなことを試して、鍼治療として発達してきたようです。

 

灸治療も同じく痛みに対してどう対処していくかというのがはじまりでした。
灸治療の材料である艾(もぐさ)は、蓬(よもぎ)から作られます。なぜよもぎかというと、
他の材料と比べて 皮膚・組織の損傷が少ない 施灸後、爽快感があり心地よい適度な熱刺激を浸透させるなどの理由で利用されています。 

 


【治療に使う器具の説明】


Q.鍼灸治療の種類は?

A.鍼は、電気鍼・灸頭鍼・皮内鍼・円皮鍼などがあります。

灸は、直接灸と間接灸があります。

電気鍼は 鍼を体に刺した状態で、その鍼に電極をつけ電気をながすやり方です。
灸頭鍼は 鍼を体に刺した状態で、鍼のあたまのほうにもぐさを付けて燃やすやり方です。
皮内鍼・円皮鍼は 短い鍼や、小さな画鋲のような形をした鍼を皮膚に入れて、絆創膏でとめるやり方です。

直接灸は文字通りもぐさを皮膚に直接のせて火をつけるやり方です。

間接灸は次のような種類があります。
隔物灸(にんにく灸・みそ灸・塩灸) 温筒灸 押し灸 機械灸 などがあります。

 

温筒灸とは 紙の筒に入ったもぐさに火をつけるやり方です。市販のせんねん灸などもこれに入ります。 
押し灸とは 棒状のもぐさに火をつけて少し皮膚から離して温熱刺激を与えるやり方です。
機械灸とは お灸のような温熱刺激を与えることのできる機械で、ツボに刺激を加えるやり方です。

 


【なぜ鍼灸が効くの?】


鍼灸治療には以下のような作用があります。

1)調整作用
組織、器官に一定の刺激を与えて、その機能を調整する作用。

a. 鎮静作用
疹痛や痙攣のように異常に機能が亢進している疾患に対して、鎮静させる作用。
b. 興奮作用
知覚の鈍麻、消失あるいは運動麻痺のような神経機能の減弱および内臓諸器官の機能減退に対して、興奮させる作用。

 

2)誘導作用
患部に直接刺鍼するか、またはこれより遠隔部位に刺鍼して、その部の血管に影響を及ぼし、充血をおこし、患部の血量を調整。

 

a. 患部誘導法
局所の血行障害に対し、直接その患部に施術して、血流を他の健康部から誘導する作用。
b. 健部誘導法
局所の充血または炎症などの際に、その部位より少々隔たった部に刺鍼し、血液をそちらに誘導し、患部 の血量を調整する作用。

 

3)反射作用
生体の有する反射機転を介して、組織、器官の機能を亢進あるいは抑制する作用。

 

4)その他の作用

a. 消炎作用
施術により白血球は増加し、施術部位に遊走する。またリンパ系賦活により病的滲出物などの吸収を促進させ、生体の防衛能力を高める作用。 
b. 防衛作用
網内系機能を高めて、白血球などを増加させて、また免疫能を高めて、各疾患の治癒機能を促進させ、生体の防衛能力を高める作用。
c. 転調作用
自律神経失調症やアレルギー体質を改善して、体質を強壮にする作用。

 


【受療の際の注意点】

 

●治療直後に力仕事や家事などは避け、できれば1時間くらいお茶でも飲んでゆっくり安静にされると、

 より効果が上がります。

●お風呂は、症状にもよりますが、特に指示がなければ、2~3時間空ければいつでも大丈夫です。

●酒も症状によりますが、特に指示がなければかまいませんが、健康のためなるべく控え目に・・・。